- 最終更新日:2023/11/10
【生産者必見!】産地直送の始め方!
運び方知恵袋の一覧へ戻る生産者であれば誰でも生産品を産地から直送したいと思いますよね。場合によっては、朝収穫した物を昼には出荷完了したいと思います。
食品は鮮度が命。収穫後数時間で食味が低下する野菜もありますね。また、最近ではネット通販などで卸し先を経由せずお客様に商品を直送する機会も増え、配送手段を得ることで販売チャネルを増やすことができます。
消費者に直接販売できるということは、自社の顧客リストを作ることが出来るということです。顧客リストを増やすことでファンが増えていき、商品のブランディング、販売価格の安定化につなげることができます。今回はそんな生産者の方向けに産地直送品の送り方をご紹介します。
目次
スピード出荷を可能にするサービス
収穫からお届けまでをスピードアップするには、いくつか手段があります。
受注・出荷リスト作成
同じ日に受注しても、お客様によって配送希望日は異なるため、受注データを集計し直して、当日発送の出荷リストを作成する作業は意外と時間のかかる作業です。
また、全ての集計が終わらないと、当日出荷分が何がいくつ必要なのかもわかりません。
出荷リストの作成は受注管理システムを利用すると良いでしょう。梱包作業
梱包作業も短縮可能な作業ですが、簡単に梱包できる資材ほど値段が高い傾向にあります。
配送
出荷後、何日でお客様の手元に届くのかも大事なポイントです。せっかくスピーディーに出荷しても集荷センターで何日も止まってるようでは鮮度を維持できません。
ヤマト運輸の宅急便産直サービス
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/business/send/services/sanchoku/
ヤマト運輸の場合、通常は送り状の用意を出荷元で行いますが、この宅急便産直サービスでは送り状の発行をヤマト営業所で行ってくれます。日本通運の生鮮輸送
https://www.nittsu.co.jp/sora/express-high-grade/fresh.html
日本通運の生鮮輸送では、店舗に直送するグルメbizダイレクトというサービスがあります。
産地直送をウリにしている通販サイト
配送手段を確保できたら、次はどこで販売するかですが、産地直送をウリにしている販売サイトはいくつかあります。
販売や広告プラットフォームでよくあることですが、月額固定費のプラットフォームでは運営会社が集客や販売促進を行っても、運営会社の収益は増えずコストがかかるだけですので、出品者登録後に運営会社は何の補助も行ってくれず、出品者も売上は上がらないのに固定費を払い続けることになり、掲載するメリットがありません。
また、生産品によっては1年中安定して商品を出荷できないものもありますので、固定費よりも売上に応じて手数料がかかる料金形態の方が都合が良いと思います。食べチョク
■利用手数料
登録手数料・固定月額:無し
サイトでの売上に対して、販売手数料が20%かかります。REACH STOCK
■利用手数料
登録手数料・固定月額:無し
サイトでの売上に対して、肉・魚は10%、野菜は15%の販売手数料がかかります。POCKET MARCHE
■利用手数料
登録手数料・固定月額:無し
サイトでの売上に対して、15%の販売手数料がかかります。
ヤマト運輸の自動伝票発行を利用する場合は1配送あたり87円の手数料がかかります。OWL
■利用手数料
登録手数料・固定月額:無し
サイトでの売上に対して、10%の販売手数料がかかります。運び方.comでは農業や漁業関係者に便利な配送方法を取り上げています
あなたの生産品に合った配送方法・配送業者が見つかるかもhttps://www.hakobikata.com/houjin/gyousyu/santyoku.html