- 最終更新日:2023/10/16
大きい・重い・高価なピアノの運び方をご紹介
運び方知恵袋の一覧へ戻る300年以上の歴史があり、『楽器の王様』と呼ばれるピアノですが、運搬に関しては『大きい』『重い』『高価』と不安の3重苦です。
その重量はアップライトピアノで200~300kg、グランドピアノで250~400kgほどあると言われています。搬出・運搬・搬入の際には、クレーン等を使用して窓から出したりすることもあり、作業が大がかりになってしまい、専門の業者に頼まないと難しいです。
引っ越しやお部屋の模様替えで、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか?ピアノの運搬は専門業者に依頼しましょう
まず、ピアノを別の建物に移動させる場合、ピアノは成人男性3~5人分ほどの重量がありますので、一人で運搬することは不可能です。
2人居ても1人100kg以上の負担がかかります。また、一般的な引っ越し業者でもピアノはとても重量があるため、オプションサービス扱いとなったり、そもそも運べない場合があります。
ピアノは室内に設置されているため、重量があるからと言って、何人も集まって大人数で運び出すこともできず、少ない人数でも力を加えて持ち上げやすいように専用の道具を使うなど、一般的な引っ越しとは少し異なります。
ピアノの運搬は素直に専門業者に依頼しましょう。ピアノの運搬方法
グランドピアノの場合、本体と足やペダル部分は取り外せるようになっており、本体から足を外して、縦に運べば玄関や窓から運び出すことができます。
本体から足やペダルを外しても、その重量のほとんどは本体にあるため、一人で運ぶことはできません。
また、搬出通路や階段が狭かったり、直角に曲がっている場合、途中で動けなくなってしまうことがあるため、室内運搬が難しい場合には窓から搬出する場合があります。さらに、2階の窓から搬出する場合にはクレーン車を用いる場合があり、大がかりな作業になります。
クレーン車を使う場合には、クレーンを操作するスタッフが必要になるため、料金は高くなる傾向があります。ピアノの移動後には調律が必要
ピアノは室内を動かしただけでも音が変わると言われるデリケートな楽器です。
運搬時には当然場所が変わりますし、搬出・搬入の際縦にすることで、通常とは異なる向きに力が加わります。
運搬時には振動も加わりますし、室外に出すことで温度・湿度も変化します。ピアノの運搬後には、合わせて調律を行っておきましょう。
ピアノ運送の専用業者の中には調律サービスもセットで依頼できる所もあります。ピアノ運送業者を検索する場合は運び方.comのピアノ運送業者比較をご利用ください。