- 最終更新日:2023/05/19
【対策】宅配を装った押し込み強盗に気を付けましょう
運び方知恵袋の一覧へ戻る皆さん、関東地方を中心とした、宅配を装った押し込み強盗の被害をご存じでしょうか?
ニュースを見て不安に思われている方も多いのではないでしょうか?今回の運び方知恵袋では、荷物の受け取りの対策方法をご紹介します。
目次
押し込み強盗の侵入手口
押し込み強盗は、他人の家に無理やり侵入して金品などを奪う行為です。
1人だけでなく、複数人で行われることもあるため非常に恐ろしいですね。押し込み強盗の侵入には、様々な手口があります。
- 外出時、帰宅時の玄関の開閉時
- ガスや電気の点検業者を装った訪問
- 宅配業者を装った訪問
今回お話しするのは、宅配業者を装って入ってくる押し込み強盗についてです。
偽物の配達員をどう見分ける?
自宅に宅配が来た時に、本当に荷物を届けに来てくれた配達員なのかどうかは、インターホン越しのカメラで見ただけで見分けがつかないですよね。
ここでは、配達員を見分ける方法のご説明をします。
日本郵便の場合
日本郵便の場合、制服の着用・名札をしているそうです。
社員証も携帯しており、どこの郵便局に所属しているのか尋ねると場所を教えてもらえます。怪しいと感じる場合は「今は荷物を受け取れないため、不在票を入れほしい」と伝えることが推奨されています。
再配達の手続きなど大変だとは思いますが、少しでも怪しいと感じたら、対策を行いましょう。
佐川急便の場合
佐川急便の場合も日本郵便と同様に、制服の着用・身分証の携帯をしているそうです。
怪しいと感じたら、インターホン越しのカメラに身分証の提示を求めたり、荷物の送り主や荷物の受取人の電話番号を確認してみましょう。このように、配達員の方を簡単に信じ切るのではなく、一度疑いの目を持ち考えることが大切になってきます。
また、家庭内で宅配で荷物が届くことを共有しておくことも重要です。安全に荷物を受け取る方法
自宅で行う対策
まずは、自宅ですぐに行える対策をご紹介します。
1.ドアチェーンを利用
ドアチェーンを利用した押し込み対策です。
宅配便の場合でしたら、チェーンを付けた状態で伝票の受け渡しを行い荷物を入口付近においてもらうようにしましょう。2.ドアを開ける前にスコープやインターホンで確認
ドアを開ける前に必ず外を確認しましょう。
声は聞こえるのに姿が見えない場合などは、玄関を開けないようにしてください。
姿が見えない場合、一言「玄関の前にお立ち下さい」と声をかけてみてください。3.ホームセキュリティを導入する
押し入りしやすい家が狙われることが多いです。
そのため、押し入られにくくする対策を行うのも手段です。セコムやアルソックなどのホームセキュリティを利用してみてください。
セコム:https://www.secom.co.jp/
アルソック:https://www.alsok.co.jp/置き配サービスを利用(直接対面しない)
次に、置き配サービスの利用です。
置き配サービスの利用はとてもオススメです。置き配サービスとは?
置き配とは、配達の前にあらかじめ荷物を置いてほしい場所を指定して、対面することなく荷物の受け取りができるサービスです。荷物を受け取るために家にいないといけないという状況を改善することができます。
置き配サービスは、対面することなく荷物を届けてもらえるので、宅配業者の装い対策として有効になります。
置き配サービスの利用は、宅配業者もオススメしています。運び方.comでも置き配サービスについて過去に詳しくご紹介しているので、是非ご覧ください。
宅配業者と会わないでも荷物が受け取れる置き配!OKIPPA始めませんか?
自宅外での受け取りサービスを利用する
こちらの荷物を受け取る方法は、自宅ではなく、自分の指定した場所(お店やロッカー)に荷物を保管してもらい、指定した場所に荷物を受け取りに行く自宅外での受け取りサービスです。
こちらの方法も置き配同様、対面することなく荷物を届けてもらえるので、宅配業者の装い対策として有効になります。
自宅外での受け取りサービスも過去にご紹介しているのでご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現代社会では、ネットショッピングなどの需要拡大と共に、荷物が自宅に届く機会が増えてきました。
インターホンが鳴り、「宅配です」と言われればすぐにドアの鍵を開けてしまっていませんか?身を守るために、警戒心を持ってしっかり対策を行っていきましょう。