皆さんトラックステーション（トラックターミナル）はご存知でしょうか？
トラックステーションという言葉を耳にする機会はあっても、何をする場所なのか、実際に行ったことのある人は少ないのではないでしょうか？
今回の運び方知恵袋では、トラックステーションで何ができるのかお話ししていきます。

トラックステーションとは？

まず初めにトラックステーション（トラックターミナル）について説明します。

トラックは普通車や他の車と比較して車体が大きく、休憩したくても駐車場を探すことに苦労をすることが多いです。そのため、仮眠や休憩を取ることが難しく大変なんです。
そんな時に利用できるのがトラックステーションです。

現在日本各地にトラックステーションは、各都道府県のトラック協会が運営しているところもあわせて約30カ所程あるそうですよ。

全日本のトラックステーションのリストは以下のサイトからチェックしてください。
全日本トラック協会：https://jta.or.jp/member/truckstation/truckstation_list.html

こういった点からトラックステーションは、長距離ドライバーのオアシスと言われているみたいです。

さらに、場所によっては駐車場だけでなく様々な施設があるので、今回は施設について紹介していきます。

睡眠、休憩

トラックステーションでは、大きいトラックもとめられる広い駐車スペースがあります。
駐車場にトラックを止めて車内で睡眠を取ることもできますし、休憩室を利用して休憩もできます。
トラックステーションによっては、宿泊施設がある場所もありますので宿泊施設を利用してゆっくりと休むことも可能です。

食事

食堂のあるトラックステーションでは、休憩するだけでなくご飯を食べることもできます。
食事のできるトラックステーションを紹介します。

食事のできるトラックステーション一覧

※令和4年7月1日現在

【参照元】全日本トラック協会：https://jta.or.jp/member/truckstation/truckstation_list.html

入浴

大型トラックの運転手さんは長距離の移動を伴っていますので、目的地に行って自社まで戻ってくるまでに数日かかる場合もあります。トラックステーションでは先程紹介した、食事や睡眠をとることができる上に、お風呂に入ることもできます。

シャワーのみの場所もありますが、入浴施設がある場所もあるみたいです。

入浴のできるトラックステーション一覧

※令和4年7月1日現在

【参照元】全日本トラック協会：https://jta.or.jp/member/truckstation/truckstation_list.html

トラックステーションは誰でも利用できるの？

結論から申し上げますと、一般の方もトラックステーションを利用することは、可能です。
しかし、前提としてトラックステーションはトラックの運転手さんのための施設となっています。
一般車も立ち入りは許可されていますが、トラック協会会員事業者の運転手さんが優先ということを知った上でトラックステーションを利用するようにしましょう。